目次
「コンパニオンカードのメリットデメリットを教えてください。」
「コンパニオンカードを作れる法人カードには何がありますか?」
コンパニオンカードとは一旦どんなカードでしょうか?コンパニオンカードのメリットデメリット・使い方・おすすめの法人カードを丁寧に解説します。
コンパニオンカードとは?
コンパニオンカードとは
コンパニオン(英語: Companion)は、仲間、連れ、付き添いを意味する英語です。コンパニオンカードというのは、メインのカードと共に使えるクレジットカードのこと
を意味します。
実際に例を挙げてみると
コンパニオンカードを発行しているクレジットカード会社
ダイナースクラブコンパニオンカード
- メインカード:ダイナースクラブカード
- コンパニオンカード:TRUST CLUB プラチナマスターカード
特徴は
- 年会費:無料(家族会員:無料)
- コンパニオンカードの利用額は、メインカードの利用分と一緒に請求される
- Mastercardブランド
となっています。
ダイナースクラブカードの場合は「コンパニオンカード」という名称が使われていますが、例えば、アメックスの場合は、「セカンドカード」という名称のまま、プラスチック製のカードがメインカードとは別に発行されます。
コンパニオンカードの特徴
年会費無料
基本的にセカンドカードである「コンパニオンカード」は、年会費永年無料で発行できるものです。コストを気にする必要はありませんん。
請求はメインカードと同じ
コンパニオンカードで利用した金額は、メインカードの利用額と同じように設定された口座から引き落とされます。利用明細も、同じ利用明細にコンパニオンカードでの利用であることが明記され、掲載されます。
コンパニオンカードの使い方
通常のクレジットカードの使い方と同じです。
店舗であれば、コンパニオンカードを渡して、サインするだけです。
ネットショッピングであれば、コンパニオンカードのカード情報を入力し、暗証番号を入力することで決済が完了します。
コンパニオンカードのメリット
メリットその1.カバーできる加盟店が増える
ダイナースクラブカードのDinersの加盟店は
- VISA
- Mastercard
と比較すると、かなり少なくなってしまいます。
ダイナースクラブカードの場合、コンパニオンカードがMastercardブランドですので
- Diners
- Mastercard
どちらの加盟店でも、利用することができます。
メリットその2.利用できるサービス・特典が増える
ダイナースクラブカードのTRUST CLUB プラチナマスターカードの場合
- Boingo Wi-Fi(Mastercard会員専用プログラム)無料
- Mastercard Taste of Premium:全国約200店舗の有名レストランで2名様以上のご利用で1名様が無料、国際線手荷物宅配優待サービスなど
が利用できます。
メリットその3.メインカードの盗難、紛失、故障時に活躍する
- メインカードが紛失した。
- メインカードが盗まれた。
- メインカードが使えなくなった。
など、メインカードが利用できなくなるケースも考えられます。
日本であれば、大きな問題にはならないのですが、海外旅行中にこのような事態になると、かなり困ってしまいます。
コンパニオンカードのデメリット
デメリットその1.管理するカードの枚数が増える
常に2枚保有していないと、上記のようなメインカードが機能しなくなった時に代わりにコンパニオンカードを使うことができません。
デメリットその2.法人カード・提携カードは使えない!
ダイナースクラブカードのコンパニオンカードを作れるのは
- ダイナースクラブカード → TRUST CLUB プラチナマスターカード
- ダイナースクラブ プレミアムカード → TRUST CLUB ワールドエリートカード
の2枚です。
- コーポレートカード
- ビジネスカード
- ビジネス・アカウントカード
- リボルビングカード
- 提携カード
には発行できないのです。
コンパニオンカードは、メインカードのみの特典となっています。
デメリットその3.ポイント還元率が下がる
ダイナースクラブカードのコンパニオンカードの場合、ポイント還元率がメインカードよりも下がります。
- ダイナースクラブカード 100円 → 1ポイント
- コンパニオンカード 200円 → 1ポイント
コンパニオンカードを使って決済する方が、ポイント面ではお得度がダウンするのです。
コンパニオンカードでおすすめの法人カードは?
前述した通りで、コンパニオンカードは「コーポレートカード」「ビジネスカード」で発行することはできません。
法人カードとして使うことはできませんが
ダイナースクラブカード → 個人用
→ 追加カード:ビジネス・アカウントカード → 法人用
→ 追加カード:コンパニオンカード(TRUST CLUB プラチナマスターカード) → 個人用
ダイナースクラブ プレミアムカード → 個人用
→ 追加カード:ビジネス・アカウントカード → 法人用
→ 追加カード:コンパニオンカード(TRUST CLUB ワールドエリートカード) → 個人用
という組み合わせで、賢く使うことが可能です。
メインカード → 個人用の支払
→ 追加カード:ビジネス・アカウントカード → 法人用の支払
→ 追加カード:コンパニオンカード → メインカードが使えないときの個人用の支払サブ
として利用すれば、コンパニオンカードの役割をキープしながら、法人用の支払も、同じダイナースクラブカードで支払いが可能になります。