法人ETCカードを持つメリットというのは何があるのでしょうか?法人ETCカードのメリットについて解説します。
1.車の仕事をスピードアップ
法人ETCカードを持っていれば、高速道路などの料金所でもETCレーンを利用することが可能です。ETCレーンの場合は、有人の料金所の5倍以上のスピードで料金所通過が可能と言われていますので、その分車を使った仕事の時間が短縮できることになります。
数分のわずかな差かも知れませんが、毎日、毎月、毎年、1人でなく数名の社員が積み重ねて行くと、この時間短縮でも、会社にとっては大きなコスト削減につながるのです。
2.経理の仕事の効率化
法人ETCカードは、車を利用する社員全員に配布する、もしくは社用車すべてにあらかじめセットしておくものです。
法人ETCカードは、法人カードと紐づいているため、「毎月どの法人ETCカードでいつ、いくら使われたか?」が法人カードのウェブ明細で管理することができます。すべての社員と経費申請書などの書面や立替払いのやり取りを経理が行っていた時間をほとんど削ることができるのです。
3.経営の効率化
ウェブ明細で法人ETCカードの利用履歴を管理できるということは、無駄な通行料金を使っていたり、必要のない通行料金が発生している法人ETCカード、つまりその法人ETCカードを使っている社員はすぐに発見できるということです。利用の仕方を是正してコスト削減が可能です。経営の見える化につながるのです。
4.法人ETCカードの割引が利用できる
法人ETCカードも、ETCカードであることに違いはないのでETC割引が利用できます。
- 平日朝夕割引
- 休日割引
- 深夜割引
- アクアライン割引
- 圏央道特別割引
- 圏央道連続利用割引
- 関越特別区間(水上~湯沢間)のETC料金
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など、時期によって割引の内容は変わってきますが、割引はそのまま会社の経費削減につながります。また、今後有人の料金所利用時には通行料金が上がるというような料金体系も検討されているようなので、より必要性が高まっているのです。
5.ポイントが貯まる
法人ETCカードで支払った通行料金分も、親カードである法人カードに請求が行くことになります。
つまり、法人カードのポイント還元率分のポイントが、支払った通行料金分貯まるということになります。ポイントも、事務用品などに変えることができるため、直接的なコスト削減になるのです。
ポイントは会計上は雑収入ということになるのです。
まとめ
法人ETCカードを持つと前述したような色々な「コスト削減」につながるのです。
車を事業・仕事に利用する機会があるのであれば、法人ETCカードを使わない手はないと言っていいでしょう。