法人カード国内旅行傷害保険比較

1 １．国内出張が多い会社は国内旅行傷害保険は重要
- 1.1 ２．利用付帯と自動付帯の違いに注意！
- 1.2 ３．国内航空機遅延保険はほぼ意味がない
2 法人カード国内旅行傷害保険比較
- 2.1 国内旅行傷害保険比較
- 2.2 国内航空機遅延保険比較

法人カードを国内旅行傷害保険で比較する際の注意点やポイントを解説します。

１．国内出張が多い会社は国内旅行傷害保険は重要

会社で国内出張をするのであれば国内旅行傷害保険というのは重要になります。

国内旅行傷害保険が付帯されていれば

傷害死亡・後遺障害
傷害・疾病治療（入院・手術・通院）

で保険金が支払われるからです。

海外旅行よりは補償の範囲が狭くなりますが、通常の会社であれば海外出張よりも国内出張の方が機会が多いケースが多いと思います。社長自身が国内出張をするときはもちろん、社員の出張中のトラブル・損害を回避するためにも、国内出張がある会社の場合、国内旅行傷害保険が付帯された法人カードを作っておくと安心できるのです。社員用に発行する子カード（追加カード）でも、旅行傷害保険は有効になります。

２．利用付帯と自動付帯の違いに注意！

国内旅行傷害保険というのは、そのカードを使って国内出張の渡航費用（航空運賃）支払った国内出張（国内旅行）に対して、保険が効力を発揮する「利用付帯」と法人カードの会員であれば効力を発揮する「自動付帯」があります。

「利用付帯」の場合

会員自身のカードで旅行代金（公共交通常用具の乗車代金、宿泊費用など）を、お支払いいただいた旅行中が対象となります。

「自動付帯」の場合

責任期間は、会員登録日の翌日以降にご出発の旅行より適用されます。

海外旅行は自動付帯が多く、国内旅行は利用付帯が多くなっています。できるだけ、国内出張や国内旅行の際の旅行代金（公共交通常用具の乗車代金、宿泊費用など）は法人カードで支払うということを覚えておきましょう。せっかく、国内旅行傷害保険が付帯された法人カードを持っていたとしても、利用付帯で、利用せずに他の決済手段で支払っている場合、保険が適用されなくなってしまいますので注意が必要です。

３．国内航空機遅延保険はほぼ意味がない

ゴールドカード、プラチナカードの法人カードの中には海外と同じように国内航空機遅延保険が付帯している法人カードが存在します。

しかし、最高2万円～4万円の保険金額の保険であり、そもそも日本国内では「飛行機が遅れる」「飛行機が遅れて手荷物がなくなる」・・・と言ったトラブルはほぼ発生しないので、国内航空機遅延保険は付帯されていなくても、全く問題ないのです。これは海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険の保険に対する考え方の大きな違いと言えるでしょう。