という方も少なくありません。法人カード審査に通らないけど、法人ETCカードだけ必要な場合の対策について解説します。
法人カード審査に通らないけど、法人ETCカードだけ必要な場合の対策
法人ETCカードは大きく分けて2種類のカードがあります。
- 法人カードに付帯されて発行されるクレジット機能付きの法人ETCカード
- 高速道路会社が発行するクレジット機能なしの法人ETCカード
です。クレジット機能があれば自動的に法人口座から引き落とされるため、前者を利用する方が圧倒的に多いのですが、このケースでは後者の方が良いのです。
なぜ、高速道路会社が発行するクレジット機能なしの法人ETCカードの方が良いのか?
審査が全くないかというと語弊があるのですが、法人カードのような審査はありません。
そもそも、法人カードを審査するというのは、クレジット機能があるため、カード会社が一時的に1ヶ月~2ヶ月経費利用した金額の立て替え払いをしていることに他なりません。
立て替えているからこそ、きちんと支払ってくれる会社や個人事業主にしか法人カードを発行したくないのです。
仮に経営が大赤字の会社に法人カードを発行して、100万円の経費利用をされてからすぐに倒産されてしまったら、カード会社が100万円の損失を被ることになってしまうのです。
これを回避するために、法人カードの審査というものがあり、返済余力や信用で審査をするのです。
「高速道路会社が発行するクレジット機能なしの法人ETCカード」というのは、その名の通りでクレジット機能がありません。ETC料金の請求書が届き支払う形になるのです。もちろん、請求書でも貸し倒れのリスクというのは消えないのですが、それを回避するために「高速道路会社が発行するクレジット機能なしの法人ETCカード」というのは、デポジット(保証金)というシステムを採用しています。
法人ETCカード発行時に1万円ほどのデポジット(保証金)を支払い、請求書による請求の支払いがなければそのデポジット(保証金)から通行料金が取り崩されるのです。
ちなみに入会時に必要なデポジット(保証金)は退会時に返還されます。あくまでも法人ETCカード利用中の補償のためのお金なのです。
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まとめ
法人カードの審査が通らずに法人ETCカードが作れない場合には審査がほぼない「高速道路会社が発行するクレジット機能なしの法人ETCカード」に申込みましょう。