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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードでは「メンバーシップ・リワード®」というポイントが付与されます。今回はメンバーシップ・リワード®をANAマイルに交換してみました。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードはポイントはすぐに貯まる
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードでは
100円=1ポイント
の割合でポイントが貯まります。
実際に私が3ヶ月法人カードとして利用した結果
10,627ポイント
貯まっています。
このカードでは月25万円~30万円×3ヶ月~4ヶ月使っているカードですので、約106万2700円の法人カード支払いをしていたことになります。
このカードで支払ったのは
- google adwords(googleのネット広告)
- ヤフービジネスサービス(Yahoo!のネット広告)
- ランサーズ(クラウドソーシング)
の3種類だけで、メインの法人カードにはしていないのですが
それだけでも簡単にポイントが貯まることがわかります。
ポイントの使いみちとしては「ANAマイル」が有効
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードはポイントはすぐ貯まるのですが
実質的なポイント還元率は0.3%です。
キャッシュバックも可能ですが
キャッシュバックの場合は
1ポイント = 0.3円 換算になってしまうので
10,627ポイント → 3,187円
でしかないのです。
キャッシュバックではそれほどお得ではないと言えます。他の電子マネーやクーポンの還元率も、概ね0.3%です。
しかし、ここでANAマイルに目を向けてみると
交換レートは
2000ポイント = 1000マイル
となっています。
これは
他のクレジットカードのポイントサービスと同じ交換レートなのです。
Tポイント
500ポイント → 250マイル
です。
ポイント還元率で比較すると
- 一般カードのYahoo!japanカード:1.0%
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード:0.3%
とぼろ負けですが・・・
ANAマイル還元率で比較すると
- 一般カードのYahoo!japanカード:0.5%
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード:0.5%
と一般カードの高還元率カードと同じレートになるのです。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードで貯めたポイントはマイルに交換すれば、一般カード並の還元率でマイルが貯まるということです。
他の法人カードはポイント還元率0.5%であり、マイル還元率は0.25%~0.30%まで下がってしまうので、マイルと交換するのであれば、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは高還元率カードとなるのです。
しかも、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードはマイルの交換先が豊富です。
- ANAマイレージクラブ
- SAS ユーロボーナスSAS
- アジアマイル
- アリタリア イタリア航空 クラブ・ミッレミリアアリタリア
- エティハド航空 エティハド
- エミレーツ航空 エミレーツ・スカイワーズ
- エールフランスKLM フライング・ブルー
- カタール航空 プリヴィレッジクラブ
- シンガポール航空 クリスフライヤー
- タイ航空 ロイヤルオーキッドプラス
- チャイナエアライン ダイナスティ・フライヤー・プログラム
- デルタ航空 スカイマイル
- フィンエアー フィンエアー・プラス
- ブリティッシュ・エアウェイズ エグゼクティブ・クラブ
- ヴァージンアトランティック航空 フライングクラブ
15社の航空会社のマイレージに好感することができるのです。どれもマイル還元率は0.5%と高いままです。
社長は毎年無料でハワイ旅行できる!?
現時点では法人カードで貯めたポイントを個人で利用したとしても、会計上大きな問題になるケースはほとんどありません。
※本質的には法人の経費利用で貯めたマイルは法人の雑所得になるので、プライベートな個人利用はしてはいけないのですが、税法上ポイントの扱いについては明確な定義がなく、ポイント額も少額でチェックしにくい為、問題なるケースはほとんどないのです。
マイルもポイントと同様ですので「経費を使いやすい、高額な支払いになる法人カードでマイルを貯めて、経営者個人が海外旅行に行く」という裏技が利用できる企業な法人カードでもあるのです。
例えば
月84万円の経費利用をアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードで行う
年間:1008万円のカード利用
貯まるポイント 1008万円 → 10万800ポイント
ANAマイルへ交換 10万800ポイント → 5万400マイル
5万400マイル → ハワイの往復航空券に交換
毎年、航空券無料で社長はハワイに行ける
ということになります。(会社の経費で貯めたマイルでの海外旅行は、社員の反感を買う必要があるのでばれないようにしましょう。)
個人の場合は、月84万円のカード利用をしようとしても、なかなか実現できませんが、会社の経費の支払であれば、私のようにgoogleやYahoo!の広告を利用している方であれば、簡単とは言いませんが、それほど難しいハードルでもないのです。
まとめ
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは
- ポイント還元率では他の法人カードにも劣ってしまうが、マイル還元率では一般カード並の高還元率カードになる
- 経費のカード払いで貯めたマイルで社長が海外旅行に毎年行くことも可能
という使い方ができるのです。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードのポイントを交換するときはマイルに交換することをおすすめします。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.が発行している法人カードのゴールドカードスペックのクレジットカードです。個人事業主や法人経営者向けのステイタスカードの法人カードであり、アメックスのプロパーカードとして抜群の信頼性を誇ります。
大きな特徴としては「プロパーカードのゴールドカードであること」「アメックスブランドであること」「ゴールドカードとしてのスペック」「充実した経営支援サービス」「コンシェルジュデスクが利用できること」「限度額が大きめに設定できること」などが挙げられます。
年会費が高い一方、ハイスペックでステイタス性が高いため、社員への追加カードの発行をせずに社長一人(もしくは数名の役員)が利用するケースなどで選ばれることが多い法人カードです。
信頼性の高さで接待利用に活躍します。さらに、経営相談が可能なビジネス・コンサルティング・サービス、入札・落札公告情報、企業情報、新聞・雑誌記事、帝国データバンクなどの情報が入手できる「ジーサーチ」月会費無料など、経営を支援してくれるサービスが充実している法人カードです。法人カードの元々の機能である経費削減だけでなく、経営自体のサポート機能も有しているため、中小企業、零細企業の法人経営者の方におすすめです。
キャンペーン情報
【入会後1年以内カード利用】30,000ポイント※200万円以上のカード利用 |
【年会費特典】初年度年会費無料 |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの特徴
- ゴールドカードスペックの法人カード
- アメックスブランドのプロパカードというステイタス
- 入札・落札公告情報、企業情報、新聞・雑誌記事、帝国データバンクなどの情報が無料
- ビジネス・コンサルティング・サービス
法人カード名 | アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード |
カード会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド |
国際ブランド | AMEX(アメックス) |
申込み対象 | 個人事業主,法人経営者(法人) |
初年度年会費(税込) | 36,300円 |
2年目~年会費(税込) | 36,300円 |
年会費優遇条件 | - |
追加カード/初年度年会費(税込) | 13,200円 |
追加カード/2年目~年会費(税込) | 13,200円 |
追加カード発行枚数制限 | 無制限 |
ETCカード/初年度年会費(税込) | 550円 |
ETCカード/2年目~年会費(税込) | 550円 |
ETCカード発行枚数制限 | 20枚 |
ショッピング総利用枠/下限 | 一律の制限なし |
ショッピング総利用枠/上限 | 一律の制限なし |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 5.00% |
ポイント倍増方法 | ●ボーナスポイント・パートナーズ 高島屋オンラインストア :2倍 じゃらん :2倍 Oisix (おいしっくす) :2倍 アイシティ:3倍 イモトのWiFi :5倍 レストラン・ホテル:2倍~10倍 ●メンバーシップ・リワード・プラス ポイント交換レート:2倍 |
ポイントサイト経由 | ●アメリカン・エキスプレス・オンラインモール 割引 |
海外旅行傷害保険 | 最高10,000万円(利用付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円(利用付帯) |