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「法人カードのブラックカードのおすすめはどれですか?」
「法人ブラックカードを選ぶときは、どこの基準で選ぶべきですか?」
法人カードの中でも、上位ランクの「ブラックカードを持ちたい。」という経営者の方は少なくないはずです。今回は、法人カードの専門家が法人ブラックカードをおすすめ順に紹介します。
法人ブラックカードの選び方
法人ブラックカードとは
ブラックカードレベルの法人カードのこと
を言います。
クレジットカードにはランクがあり
- 一般カード
- ゴールドカード
- プラチナカード
- ブラックカード
という順番になっています。
当然、
- 一般カードよりも、ゴールドカードの方が年会費が高く、サービスレベルが高い
- ゴールドカードよりも、プラチナカードの方が年会費が高く、サービスレベルが高い
- プラチナカードよりも、ブラックカードの方が年会費が高く、サービスレベルが高い
という関係にあるので
法人ブラックカードというのは、年会費で見ても、サービスレベルで見ても、最高レベルの法人カードのこと
と言えるのです。
法人ブラックカードは、枚数が圧倒的に少ない!?
現時点では、多くのクレジットカード会社が法人カードはプラチナカード止まりにしています。
三井住友カード/三井住友ビジネスカード for Owners
- 三井住友ビジネスカード for Owners(クラシック)
- 三井住友ビジネスカード for Owners(ゴールド)
- 三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)
JCB/JCB CARD Biz・JCB法人カード
- JCB CARD Biz 一般
- JCB CARD Biz ゴールド
- JCB CARD Biz プラチナ
- JCB一般法人カード
- JCBゴールド法人カード
- JCBプラチナ法人カード
アメリカン・エキスプレス/アメリカン ・エキスプレス・ビジネス・カード
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
と、すべてプラチナカード止まりなのです。
基本的にクレジットカード会社は
「法人経営者・個人事業主が発行する法人カードで、ブラックカードを発行する必要性はない。」
「個人の富裕層に対して、ブラックカードを発行するべき。」
「法人経営者でも、大成功していれば富裕層として、個人カードのブラックカードを発行すれば良い。」
と考えているからです。
そのため、クレジットカード会社は法人カードのブラックカードの発行に消極的なのです。
結果として、法人カードとして発行できるブラックカードは、ラグジュアリーカードの「Mastercard Gold Card」しかありません。
ラグジュアリーカードの「Mastercard Gold Card」は、名前こそ「Gold」と入っていますが
- 24金のカード券面
- 年会費22万円(税込)
- コンシェルジュデスクへのメール連絡可能
- リムジンの送迎
- グローバルホテル優待で1滞在当たり5万5000円相当以上の特典
- ハワイアン航空のHawaiianMilesのエリート会員ステータス無料付帯
と、十分にブラックカードレベルのサービスが整っているのです。
ラグジュアリーカードは、カード名とランクが独特ですが・・・
- Mastercard Gold Card → ブラックカード
- Mastercard Black Card → プラチナカード
- Mastercard Titanium Card → ゴールドカード
と考えて良いでしょう。
もう一つ、ブラックカードを持つ方法がある
それは、ダイナースクラブカードの「ビジネス・アカウントカード(経費決済専用カード)」を使うことです。
ダイナースクラブカードでは
個人カードに「ビジネス・アカウントカード(経費決済専用カード)」を追加発行することで
- プライベートな支払い → 親カードである個人カード
- 法人・個人事業の経費支払 → 追加カードである「ビジネス・アカウントカード」
と分けて使うことができるのです。
「ビジネス・アカウントカード」は親カードと別の法人口座から引き落とし設定ができるので、法人カードとして利用できるのです。
ダイナースクラブカードは
「個人カード + ビジネス・アカウントカード」という組み合わせで、個人カードを法人カードとして使える
という特徴があるのです。
ということは、
ダイナースクラブカードのブラックカードである
- ダイナースクラブ プレミアムカード
- ANAダイナース プレミアムカード
でも、「ビジネス・アカウントカード」を追加発行すれば、法人カードとして使える
ということを意味しています。
- ダイナースクラブ プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
- ANAダイナース プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
という形で、「法人ブラックカード」として使えるのです。
基本的にはこの3枚が法人ブラックカードとなります。
法人ブラックカードを選ぶポイント
法人ブラックカードの場合は、ポイント還元率や年会費特典で比較するものではありません。そもそも、年会費が高額すぎるので、コストパフォーマンスは低いからです。
- 最上位の法人カードを持っているステイタス性
- 取引先、役員、社員、友人に自慢できる
- 他のカードにはない特徴的なサービス
などが、比較のポイントとなります。
他のカードにはない特徴的なサービスというのは
Mastercard Gold Card
- コンシェルジュデスクへのメール連絡可能
- リムジンの送迎
- グローバルホテル優待で1滞在当たり5万5000円相当以上の特典
- ハワイアン航空のHawaiianMilesのエリート会員ステータス無料付帯
- 全国映画館、国立美術館 無料
ダイナースクラブ プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
- Mastercardの最上位グレード「ワールドエリート(ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード)」が無料付帯
- ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジが利用可能
- 「ラウンジ・キー」「プライオリティ・パス」の海外空港ラウンジが利用可能
ANAダイナース プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
- 国内線ANAラウンジ無料
- ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジが利用可能
などがあります。
ステイタス性の高いプラチナカードも比較検討すべき!?
- 法人ブラックカードが枚数が少ないこと
- アメックスのプラチナカードであれば、ブラックカードにそん色ないサービスレベルであること
から、法人ブラックカードではありませんが「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」も、比較検討の対象にすべきです。
- ホテルの無料アップグレード
- 主要ホテルチェーンのゴールドステイタス無料付帯
- 独自のグローバルラウンジ
- ビジネスラウンジ優待
など、独自の高品質なサービスが付帯されています。ブラックカードと比較しても、そん色がないプラチナカードです。
法人ブラックカードランキング
国際ブランド | Mastercard® |
初年度年会費(税込) | 220,000円 |
2年目~年会費(税込) | 220,000円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 1.50% |
ポイント還元率/上限 | 3.30% |
ポイント倍増方法 | 商品券との交換 |
- |
国際ブランド | Diners |
初年度年会費(税込) | 143,000円 |
2年目~年会費(税込) | 143,000円 |
年会費優遇条件 | アカウントカード年会費5,500円(税込)が必要 |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 1.00% |
ポイント倍増方法 | ●ポイントアップ加盟店 ホテル:2倍 レストラン:2倍 ショップ:2倍 ●キャッシュバック キャッシュバック率:0.5% |
- |
国際ブランド | Diners |
初年度年会費(税込) | 170,500円 |
2年目~年会費(税込) | 170,500円 |
年会費優遇条件 | アカウントカード年会費5,500円(税込)が必要 |
ポイント還元率/基本 | 1.50% |
ポイント還元率/上限 | 4.50% |
ポイント倍増方法 | ●ANAグループでのご利用 100円 → +2.0ポイント ●ANAカードマイルプラス加盟店 100円 → +0.5~1.0ポイント ●ポイントアップ加盟店 ホテル:2倍 レストラン:2倍 ショップ:2倍 |
- |
国際ブランド | AMEX(アメックス) |
初年度年会費(税込) | 143,000円 |
2年目~年会費(税込) | 143,000円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 5.00% |
ポイント倍増方法 | ●ボーナスポイント・パートナーズ 高島屋オンラインストア :2倍 じゃらん :2倍 Oisix (おいしっくす) :2倍 アイシティ:3倍 イモトのWiFi :5倍 レストラン・ホテル:2倍~10倍 ●メンバーシップ・リワード・プラス ポイント交換レート:2倍 |
- |