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何かと話題の「Apple Pay」ですが法人カードで使う意味ってあるのでしょうか?今回は実際にアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードで使って見ました。
そもそも「Apple Pay」とは?
誤解を恐れずに解説すれば
「Apple Pay」は、iPhoneにクレジットカードを登録することで、クレジットカードを介して電子マネー支払いをするおサイフケータイの仕組みです。
主に利用できる電子マネーは
- iD
- QUICPay
- モバイルSuica(交通機関)
などがあります。
つまり、iPhoneにクレジットカードを登録しておくと
- iD
- QUICPay
- モバイルSuica
で買い物時、電車に乗る時に電子マネーとして支払いができます。電子マネーで支払った金額は自動的に登録済みのクレジットカードの支払いとして決済されるのです。
ちなみにクレジットカードによって、iDが使えるのか?QUICPayが使えるのか?は変わってきます。
QUICPayが使えるクレジットカードブランド
- JCB
- オリコカード
- クレディセゾン
- ビューカード
- 三菱UFJニコス
- アメックス
- エポスカード
- au WALLETクレジットカード
- TS CUBIC CARD
- ジャックス
- アプラス
iDが使えるクレジットカードブランド
- 三井住友カード
- イオンカード
- dカード
- ライフカード
- ポケットカード
- ソフトバンクカード
今回は「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」を登録してみたので「QUICPay」になります。
「Apple Pay」が使えるappleのデバイスは
- 日本国内で販売されたiPhone 7、iPhone 7 Plus
iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone SE - 日本国内で販売され、iPhone 5以降とペアリングしたApple Watch Series 2*
iPhone 5以降とペアリングしたApple Watch Series 1とApple Watch(第1世代) - iPad Pro、iPad Air 2、iPad mini 4、iPad mini 3
- 2012年以降に発売されたMacのモデル
ですが、店舗や電車で使うためにはiPhoneかApple Watchが必要です。
取りあえず登録して使ってみました。
1.iPhoneの「設定」から「WalletとApple Pay」を選択
2.「カードを追加」を選択
3.「Touch ID」を設定する
※パスコードでも構いませんが、「Touch ID」の方が簡単でおすすめです。
4.「次へ」をクリックする
5.カードの種類を選ぶ
「クレジット/プリペイドカード」を選びます。
6.名義とカード番号を入力する
7.カードを撮る
クレジットカードを枠に合わせると自動的に番号を読み取ってくれます。手動で入力することも可能です。
8.有効期限、セキュリティコードを入力する
9.同意する
10.「QUICKPay」が使えるという画面が表示される
11.カードの認証をする
SMS認証とメール認証があります。
12.認証完了
13.カードが登録される
14.「Apple Pay」を開く
15.「Touch ID」を認証する
16.会計時の「QUICKPay」のリーダーにかざす
17.支払完了
18.支払い履歴が表示される
非常に簡単ですね。では本題です。
QUICKPayが使えるお店はこちら
http://www.quicpay.jp/shoplist/
法人カードでApple Payで使う必要性ってあるの!?
個人的な見解では
「あります。」
とても便利と感じた使い方「タクシー」
私の場合、日常的にタクシーを利用することが多くあります。
タクシーの場合、「Apple Pay」(QUICKPay)が利用できるところが増えています。
領収書ももらえるので、経費として利用する分に申し分ないのです。
- お財布を出してお釣りをもらうのも面倒
- タクシーの場合はクレジットカードもサインしなければならないので面倒
ですから、「Apple Pay」(QUICKPay)はポケットにあるiPhoneをかざすだけですので非常に簡単なのです。
数分の遅れが命取りになるビジネスマンほど、タクシー利用はおすすめできる使い方です。
打ち合わせに遅刻しそうなときに
- わざわざサインが必要なクレジットカード払いをするのか?
- 1万円札を渡して「お釣りはいいよ。」と言うのか?
- 「Apple Pay」(QUICKPay)で決済するのか?
私は「Apple Pay」(QUICKPay)を選びます。
ちなみにタクシーの「Apple Pay」(QUICKPay)の読み取り端末は「これ」です。「えっ、これに読み取らせるの?と思ってしまいますが、普通に読み取れます。」
「Apple Pay」(QUICKPay)の今後のサービス拡充にはビジネスチャンスもある!
現時点では「Apple Pay」は
「iD」「QUICKPay」のインフラを使っているので
店舗経営をしている方が「Apple Pay」(QUICKPay)を導入しようとした場合
- 「iD」
- 「QUICKPay」
に加盟する必要があります。
日本におけるスマートフォンのOS別販売シェア
- iPhoneシェア:69.1%
- Androidシェア:30.0%
スマホユーザーの7割は「iPhone」ですから、相当数のユーザー数を抱えていることになります。
まだまだ認知は低い状態ですが、「Apple Pay」を利用する方が増えれば増えるほど、「Apple Pay」をビジネスの決済方法に利用する企業が有利になるはずです。
「Apple Pay」の導入がビジネスチャンスにつながる可能性があるのですから、経営者はユーザーとして「Apple Pay」の支払いを体験しておくべきなのです。
「iPhone」と法人カードをお持ちの方は、ぜひ「Apple Pay」を試してみることをおすすめします。
今回利用した法人カード